身近な科学技術 ①使い捨てカイロ

寒い時期にありがたいカイロ。

どうして暖かいのでしょうか?

カイロには何種類かありますが、一般的なのは鉄粉を使用したものでしょう。

カイロの鉄は空気中の酸素と反応して酸化鉄になります。(さびているということ)

鉄と酸素が化学反応したから酸化鉄になったわけですが、化学反応が起きると同時に熱も発生します。

私たちはこの熱によって、暖かさを感じているわけですね。

ちなみに、カイロの中には水や塩、活性炭などが入っています。

水や塩は鉄粉をより早くさびさせる(酸化させる)ため、活性炭は酸素を吸着して鉄粉が酸化するのを助けるために使います。

また、カイロは本来「懐炉」と漢字で表されるものをカタカナで表したものみたいです。

漢字の方が、なんだか暖かく感じますね。


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